嫁さんと付き合い始めて1年くらい経った頃、私は娘の授業参観に行きました。

行って良かった

ある日、いつものように嫁さんの部屋に行くと、「今日はちょっと出かけるから、部屋で待っててね」と嫁さんが言いました。何の用事かと聞くと、娘の授業参観だという答え。

それを聞いて、「俺も行っていいかな・・・?」とおそるおそる聞くと、「ん~、まあいいんじゃない?」と嫁さんが言いました。なので、ちょっと行ってみたんです。当時、娘は小学2年生。

教室に入ると、並んでいるのは40歳くらいとおぼしきおじさま&おばさまばかり。当時大学生だった私は明らかに浮いていました。周囲の視線を少し痛く感じながら、澄ました顔で教室の後ろに立って娘を見ていました。授業中に手を挙げて問題に答える娘を見て、とても誇らしく思ったのを覚えています。そして「ああ、『ウチの子が一番優秀!!』って思いたくなる親の気持ちって、こんな感じなんだな~」とも思いました。

授業が終わった後、娘にちょっとだけ声をかけると、「かずにぃ、来てたんだ!!」と満面の笑みで応えてくれたのも嬉しかったです。「あ、俺って父親になる資格あるのかも?」と、結婚に向けても一歩前進できた出来事でした。

「彼女の子供の授業参観に行く」って、たぶん普通はかなり勇気のいることだと思います。それでも私が行けたのは、前にも書いた通り、嫁さんが「子供は絶対に不幸にさせない」という決意に満ちていたから。ある意味、父親になれなかったときのリスクを嫁さんに丸投げしていたからこそできたことだったのだと思います。子連れ結婚には「強さ」が大切だなあと思います。