「あたしと赤ちゃん、血が繋がってないんでしょ?」と言われた時のこと

ウチは上の子はいわゆる「連れ子」で下の子は私のタネの子なわけですが、下の子が生まれる時、上の子の中には何か葛藤があったようです。

「あたしと赤ちゃん、血が繋がってないんでしょ?」

下の子が生まれた時、娘は小学4年生。後から聞いたのですが、妻が妊娠中、娘が悲しそうな顔で聞きに来たんだそうです。

「ねえ、あたしと、この赤ちゃんって、血が繋がってないんでしょ?」

妻は吹き出しながら、

「え?だってアンタだってかーちゃんから生まれたし、この赤ちゃんだってかーちゃんから生まれるんじゃん。繋がってるよ。」

「あ!そっかぁ~!」

と、これで娘のモヤモヤは解決したみたいです(笑)。私としては「血の繋がりなんかどーでもいい!」って言って欲しかったところですけど、まあ小4の子にそこまでの決意を求めるのは酷だったのかも。逆に言えば、妻のこんな簡単な一言で吹き飛んでしまうような、小さな悩みだったのかもしれません。

ただ、やっぱりそういう「普通の姉弟ではない」っていう点に悩みが生まれてしまうものなんだな、というのは認識しておくべきですね。私が言うのもなんですが、ウチの娘はかなりまっすぐに育った子だと思います。そんなウチの娘でもこういうことに悩むんだなあ、と思ったものでした。

ということで、基本的なケアはやっぱり必要なんだね、というお話でした。


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