子連れ結婚と対比して、子連れではない結婚について「普通の結婚」という言い方をすることがあります。これについて、結構センシティブに反応する人も多いような気がします。これについて書いてみましょう。

多数派ではないことは事実


上記の例で行くと、子連れ結婚は「普通じゃない結婚」ということになるわけですが、人によっては、この「普通じゃない」っていう言い方が許せない。

「なんでそんな事を言うんだ!子連れ結婚だって『普通の結婚』だよ!」

と、怒りながら言う人もいるでしょう。でも私は、それはあんまり良い反応だと思いません。数の上では少数派なのは紛れもない事実なのですから、「普通ではない」という形容は、それはそれで正しいと思います。

タブーを作るな

私が気になるのは、これに関する子供への影響です。傍目から見て「普通じゃない」ことを「普通だ」と言い張るのは情緒面に関して良くないことだと思います。子供が「普通じゃないのかな?」と思っていることを、親が「普通だ」と言い張り、なおかつ子供に納得のいく説明ができないままだと、子供は、疑問を持っているのにそのことに関して親と会話できなくなります。家族に「タブー」が産まれるわけです。

一度タブーになると、もうそれに関して会話することはなくなるので、親に対する不満はそのまま、子供の中に残り、刻み込まれます。少しだったら良いでしょうが、子供から見てこの疑問についての興味が大きかったり、同じような別のタブーがたくさん産まれると、それは親への不信となっていずれ何らかの形で表わされるようになるでしょう。

なので、これに限った事ではありませんが、子供には誠実に向き合い、答えましょう。事実は事実として認めつつ、「でも、そんなことどうでもいいだろ?」って笑顔で返せるような家族でいたいものです。