「本当の子供」って言い方について
ウチは上の子が妻の「連れ子」、下の子が私のタネの子です。これを会社の同僚とかに説明すると、「あ、じゃあ下の子は『本当の子』なんだね」と言う人がたまにいます。そう言われるとついついモヤモヤしてしまいます。それについて書いてみましょう。
『本当の子』にモヤモヤする
もしかしたら私が気にしすぎなのかもしれないですが・・・、とにかくモヤモヤするんです。もちろん、他人がどう言おうとウチの家族は4人仲良く幸せに暮らしているので、気にする必要なんかないはずなんです。でも、モヤモヤしてしまいます。「もしかしたら、この人は血が繋がっていないということに対して差別的な考えを持ってるのかなあ」とか思ってしまいます。
とはいえ、「血が繋がっていない子である」ということを、カジュアルな会話の中でサクっと表現する言葉って、実は無いんです。状況を正確に表現するなら「生物学上の子供ではない」でしょうけど、普通の会話の中に出てくるのは明らかにヘンですし、そのまんま「血が繋がっていない子」というのもちょっと長ったらしいし重い感じがします。「実の子ではない子供」というのも、血が繋がっていない子を軽く見ている感じがしなくもないので、私は好きな表現ではありません。・・・と考えていくと、適切な言葉がみつかりません。最終的には「どうせどの言葉を選んでもモヤっとするから、もう『本当の子供ではない』でいいや」となってしまいます。
そんなわけで、今もモヤっとしながらそんな表現を受け入れています。誰かいい表現を思いついてくれないかなあ。