【必読】結婚後、継父が連れ子に暴力を振るう気持ちとは?

結婚後、連れ子に暴力を振るってしまう。そんなニュース、よくテレビとかで見聞きします。なんでそんなことするんだ、可哀そうに・・・って思う人が多いと思いますが、私は子連れ結婚して、連れ子に暴力を振るってしまうという心の動きが少しわかった気がしました。これについて書いてみましょう。

「愛の証」として暴力を振るってしまう


私も一度だけ、軽くですが、娘を蹴ったことがありました。私は昔からいじめられっ子でもあったので、自分がそんな事をしたという事実は、自分自身でもショックでした。

なぜ、私は娘を蹴ったのか。そこには、子連れ結婚にありがちな理由があったと感じます。

私のその時の気持ちとしては、娘への愛の証として、娘を蹴ったんです。娘を愛している証明として蹴った。

なぜ暴力が愛の証明になるように感じるのか

なぜ娘を蹴ることが娘への証明になるかというと・・・、前提として、私に

  • 本当に子供を愛しているなら、厳しく接する時もある。

という認識がありました。すると、

  • たまには厳しく接した方が良いのではないか?
  • 厳しく接したことのない自分は、連れ子を愛していないのではないか?

という迷いや疑念が、自分自身に産まれてきます。そういった気持ちを持った状態で連れ子が何か失敗したりすると、

  • この機会に、強く叱らなければ・・・

と思ってしまうのです。そして、私は娘を蹴りました。

私の場合、娘を蹴った時に私の母親が同じ部屋に居て、母親がその場で私を強く叱りました。そして、私はやってはならないことをしたと気付くことができ、大事に至りませんでした。

でも、もしそれが無かったとしたら、たぶん娘は蹴られて怒っただろうと思います。私への信頼は傷付き、私に反発するようになったでしょう。そうすると、私はますます不安になり、「娘への愛の証明」として娘を蹴る。娘はますます反発する。そういう負のスパイラルに陥ってしまったかもしれないと思います。

もし、「子供を蹴るべきではないか」「子供を殴るべきではないか」と思ったら、必ず「自分が不安だから蹴りたくなっているんじゃないだろうか?」と自問自答して下さい。子供に暴力を振るうべき場面なんて、まず間違いなく存在しません。


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