「実の子」に「連れ子」とは血が繋がっていないことを説明したこと
ウチの家族構成は、私と妻と、「連れ子」の娘と「私のタネの息子」の4人です。息子には、当然、娘と私は血が繋がっていないことを説明しなければなりませんよね。説明したところで何が変わるわけではないですが、かといって、そういった重要な事実を教えないのも家族としてどうかと思いますし。
少しづつ説明していった
ということで、ウチ息子には、娘と私は血が繋がっていないことを既に説明済です。教えたのは4歳の頃。幼稚園の年中さんの時ですね。
その時はちょうど、息子が生まれた時のことを教えたんです。あそこの店で昼ご飯を食べて、そのあとあのお店に買い物に行ったら破水して、それから急いで家に戻って支度をしてから病院に行ったんだよ、というようなことを4歳児にわかるように噛み砕いて説明していました。
すると、息子から
「じゃあさ、ねーちゃんが生まれた時はどんなだったの?」
と質問が出てきました。私は、
「とーちゃんは、ねーちゃんが生まれた時のことは知らないんだよ。
とーちゃんは、ねーちゃんが小学3年生の時に、とーちゃんになったの。」
と答えました。息子は、
「ふーん。」
と言っただけ。そんなもんなんかなあと思ったんでしょうか(笑)。この時に話したのは、それだけでした。
大きくなるにつれて、色々聞かれるようになりました。
この会話は小学1年生の時だったかな・・・
「ねーちゃんは、とーちゃんがいないのにどうやって生まれたの?」
「それはね、その時は別のお父さんがいたんだよ。」
「ふーん。」
息子が「あ、かーちゃんは『離婚』っていうのをしたんだ。」と理解したのは小学2年生の頃だったと思います。
「ねーちゃんは、最初はとーちゃんじゃない人がお父さんだったんでしょ?お父さんってどうなったら変わるの?」
「お母さんが離婚するとお父さんはお父さんじゃなくなって、もう一回結婚すると新しいお父さんが来るんだよ。」
「リコンってなに?」
「お父さんとお母さんが仲が悪くなってバイバイすること。」
「ふーん。」
「そのあと、とーちゃんとかーちゃんが結婚して、とーちゃんがねーちゃんのお父さんになったの。」
「ふーん。」
この時も、たぶん息子はピンと来てなかったと思います。
今、息子は小学3年生ですが、現在は完全に理解しているようです。幼稚園の頃から、「ねーちゃんは連れ子である」ということについて説明していたのは正解だったと思います。最初に書きましたが、大きくなってから説明したんでは「なんで今まで黙ってたんだよ!!」って、怒ったんじゃないかなと思います。重要な事実を伝えていないと、蚊帳の外に追いやられていたような感じがしますもんね。
まあそんなわけで、「連れ子なんだ」ということは早いうちから説明しておいた方が良いと思う、というお話でした。