娘に初めて「かずにぃ」と呼ばれた時のこと
私が嫁さんと付き合い始めた時、娘は小学1年生でした。3ヵ月で判断しようと決心し、娘と初めて会い、そして次に嫁さんに会いに行った時のこと。近所のスーパーに、嫁さんと娘と私の3人で、夕飯の買い物をしに行きました。
初めて名前を呼ばれた
前回は、印象は良かったものの、娘とはちょっと顔を合わせただけ。この日は3人でする初めての外出でした。ただの買い物なのに、私も娘も緊張していました。車で5分ほどのところだったのですが、車の中では私と娘の会話は無し。そしてスーパーに入ったあと、嫁さんも会話のきっかけにしたかったのか、娘に
「あんた、この人の名前、ちゃんと覚えてる?」
と言いました。娘はちょっと戸惑いつつ、
「えっ・・・、えーと、かずにぃさん。」
と応えました。私は名前を覚えていてくれたのが単純に嬉しくて、娘の頭を荒っぽくなでながら
「おっ、よく覚えてたな~」
と言いました。そうすると、娘はピョンピョン飛び跳ねて喜んでくれました。男の人に頭をなでられるということがあまり経験がなくて、嬉しかったようです。
その後、少しづつ緊張もほぐれ、すっかり仲良しになりました。前回初めて会った時に引き続き、お互いに良い印象を持っているんだなということが、私も娘も直感的に理解できたんだと思います。3ヶ月で付き合い続けるか別れるか決めようと思っていたわけですが、幸先は非常に良かったです。