親に結婚を反対されたらどう考えるべきか

私は結婚に当たっては母との激しいバトルをしました。子連れ結婚しようとすると、かなり高い確率で親に反対されると思います。そんな時、どう考えれば良いのでしょうか。

親が子を幸せにはできない


まず認識すべきなのは、親に従って結婚をやめて子持ちの彼女と別れたとしたら、その後に自分は幸せになれるか?ということです。その彼女を本当に心の底からあきらめられるのなら、親に従って別れても良いと思います。しかし、多くの場合そうではないでしょう。その後、どのような道を歩むにしても、「あの時に結婚していたら、今よりも幸せになっていたんではないだろうか?」と思うことが何度もあるはずです。

幸せになるための大前提は「自分で選択すること」だ

重要なのは、自分自身の人生を自分で選択していくことです。「自分の人生を他人によって曲げられた」「あの選択は、私が望んだのとは違う選択だ」という認識を少しでも持ってしまうと、そのことは延々とあなたの心の中を蝕んでいくでしょう。どのような選択であれ、重大な選択を他人に任せてしまうと、強い後悔が頭の中を渦巻くでしょう。

幸せの前提には、自分の人生を自分でコントロールしているという実感が必要だと思います。どんなに金銭的に豊かであったり、どんなに良い人たちが周りにいたとしても、その状況を自分で創り上げた、勝ち取ったという実感がなければ、おそらく幸せは感じないのではないでしょうか。

親は、子供を本当の意味では幸せにはできないと思います。おそらく、不幸を遠ざけることはできるでしょう。例えば、お金がない子供に金銭的援助をして、日々の食事を取れるようにするとかです。しかし、幸福感そのものを与えることはとても難しそうです。たぶん不可能だろうと私は考えます。

そう考えると、親が子の結婚に反対するのは極めて無責任です。子供から、幸せの前提である「自分で選択すること」「自分の人生を自分でコントロールしているという実感」を奪おうとしているわけですから。感情として、子連れ結婚に反対してしまう心理はわかります。ですが、その行為は本質的には極めて無責任で、なおかつ子供から幸せを奪う行為だと思います。

そんなわけで、親に結婚を反対されたとしても、それに従うべきではないでしょう。親から何を言われても無視して、ただただ彼女と連れ子である子供を見て、一緒に人生を歩んでいきたいと思うか考えるべきだと思います。


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