子供の意思を尊重するということ

「子供の意思を尊重する」って、言葉としてはよく聞きますけど、具体的な行動としてどうすればいいかっていうのを考えると難しいところもあります。「子供の意思を尊重する」って、子供のワガママを際限なく聞き入れるってことではないですよね。さじ加減がむずかしいところです。

私の場合の実例

これまで書いた記事の中で言うと、こんなのが挙げられるでしょうか。

「本当のお父さんに会いたい」と言われたらどうするか
「本当のお父さんに会いたい」と言われたら、たぶん私は嫉妬すると思いますが、会いに行かせます。血縁上の父親のことが気になるのは当然の感情だと思うし、娘にとって重要なことだろうと思うからです。

娘と初めて風呂に入ったときのこと
これは私の判断ではないですが、嫁さんが娘の意思を尊重した良い例だと思います。娘の希望を大切なものとして捉えて、嫁さんとしてはたぶんリスクを感じる、「娘と彼氏を一緒に風呂に入らせる」という決断を下したわけです。

子供に事実でないことを言うことについて
これは私にとっての子育ての基本姿勢、というかテクニックですね。とにかく嘘や事実でないことは言わないのが一番ラクだと思います。嘘を言わなければ、子供は親の意見を大切なものとして見てくれます。もちろん、必ず従ってくれるわけではないですし、親の意見に従うことが良いことかというとまた別問題ですが。

こう見ていくと、結局「子供の意思を尊重する」って、「子供の意思を大切なものとして扱う」ということだと思います。親が子の意思を大切なものだと思っているということが、子に伝われば良いのだと思います。

それには、子の意思を聞いた時に、実現が難しい事であったとしても本気で悩んでいる姿を見せているか、というのが重要だと思います。実現が難しいからといって、簡単にあしらってしまってはダメなのでしょう。無理なら無理で、それなりの説明をしてあげる必要があると思います。


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