血が繋がっていない父親は、遺言書を書こう。

連れ子だった娘が大学に入って一人暮らしを始めて、多少思うところがあって、私は遺言書を書きました。まあ内容としては大したものじゃなくて、私の遺産は嫁さんに半分あげて、娘と息子には4分の1づつあげる、という内容です。これは、遺言書を何も書いていない場合の分け方と同じです。じゃあ書かなくても良いじゃんって感じなわけですが、私としては書いてよかったなと感じています。

遺言書を書くのは、誰のため?

今思い起こすと、遺言書を書いたのは、主に私自身のためです。私が安心して死んでいくために、そして、死に対する用意をすることで死への覚悟を強くして、自分の毎日の生活にハリを出す、という気持ちで書いていたんだなあと思います。書いている最中は何で遺言書を書きたいと思ったのか自分でもよくわかりませんでしたが、今思い起こすとそう感じます。

遺言書を何も書かないで死んだ場合でも、きちんと養子縁組をしていれば、血の繋がっている子と繋がっていない子の間には相続の権利に差異はありません。同じように扱われます。でも現実問題として、何も書かずに死んだ場合は「連れ子が出しゃばって実の子と同じ金額を貰った」と言う人はどうしても出てくると予想されます。そう言われた時に、連れ子だった娘が胸を張って言い返せるように、養子縁組をしている場合でも、遺言書は書いておくべきだと思います。また、そうした準備をしっかりしておくことで、私は日々誇りを持って生きていけるのだと思います。

といっても、遺言書一つ書くだけでそんなに人生が変るもんでもないですが(笑)、まあ、子供たちに嫌な思いをさせないための準備としては、遺言書を書くぐらい簡単なことなので、書いておくべきです。

私の場合、遺言書はコクヨの「遺言書キット」を買って書きました。この遺言書キット、2000円程度で買えますが、このキットだけできちんとした遺言書を書くことができます。付属のリーフレットに書き方が書いてありますが、説明も20ページ程度で、20分程度ですぐに読み終えて、実際に遺言書を書ききることができました。かかった時間はせいぜい2時間ほど。死という人生の大舞台の準備としては、簡単で効果的だと思います。死んだ後も、きっと「あの人はちゃんと遺言書を残して、偉かったねえ」って言ってもらえます。天国でも鼻高々で生活できますよ(笑)。

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by カエレバ

そんなわけで、子連れ結婚したひとは、サクっと遺言書を書いちゃいましょう。日々の生活を充実させるためにも、オススメです。


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