お試し同居からのスタートという選択。

「結婚するけど養子縁組はしない」という選択もあるということを前に書きました。ただ、私としてはその選択はお勧めしません。親と子供たちが、みんなで家族になりたいと思っていないと、幸せな結婚生活・家庭生活を送ることは難しいと思います。

「お試し同居」からスタートしては?


とはいえ、結婚前は「家族になりたい!」と思っていたとしても、いざ同居してみたら色々と思ってたのと違ったってケースは大いにあり得ると思います。普通の初婚同士のカップルでもそうなんですから、登場人物がたくさん居る子連れ結婚ではどうしても軋轢は産まれるはず。特に子連れ同士で結婚とかになると、お互いに体にしみ込んだ生活習慣がうまく噛み合わなかったりすると思います。

なので、いきなり法律婚&同居をしてしまうのではなく、少しづつ近づいて行くのも一つの方法だと思います。

段階は色々あると思いますが、例えば法的には全く何も手続きせずに同居だけをしてみるとか。更にもう一歩引いて、とりあえず近所に住んで、夕飯だけ一緒に食べることにしてみる、とか。

ウチの場合も、そういった「同居生活を試す」ということをしてみたいという意志はあったのですが、私が埼玉、嫁さんと娘が岩手で、娘は小学生だったので、娘を含めて3人でのお試し同居は断念しました。その代わりに娘をばあちゃんちに預けて、私と嫁さんの二人だけでお試し同居生活を一ヵ月間だけしました。その結果、お互い「結婚OK!」という認識に至って結婚しました

「同居してお互いを試してみる」っていうのは、人によっては嫌なことかもしれません。試すってことは「試してダメだったら別れるかも」ってことなわけで、その選択肢を意識する期間なわけですから、そういう気持ちになる人もいるでしょう。

ただ、メリットもものすごく大きいです。例えば私の場合、朝食に菓子パンが出てきてびっくりしたりしました。単純にお互いの生活の習慣やリズムは間違いなく違っていて、それを擦り合わせていくのは時間がかかります。最初は弱い束縛の中で慣れて行って、お互いを理解してから法律婚をするというのは、不幸な結婚生活を回避する良い手段だと思います。


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