「親の離婚と子どもの気持ち」感想
今日は、本を読み終わりました。「親の離婚と子どもの気持ち」という本です。以前、新川てるえさんの「子連れ再婚を考えた時に読む本」の感想を書きましたが、その娘さんである新川明日菜さんが著者の一人として名を連ねている本です。
子ども目線の離婚関連の事例がたくさん!
「子連れ再婚を考えた時に読む本」はどちらかというと親目線での離婚の事例紹介という感じでしたが、この「親の離婚と子どもの気持ち」は子ども目線の離婚の事例紹介という感じ。著者の新川明日菜さんと光本歩さんのお二人は親の離婚を経験しており、その経験の中からさまざまな問いかけに答えています。
「親が離婚していちばん嫌だったことはなんですか?」という基本的なものから、「元夫にどうしても子どもたちを会わせたくないので、面会の要請を無視しています。良くないでしょうか?」「親の新しい恋人に対して、子どもはどんな感情を持ちますか?」といった具体的なことまで、全部で51個のQ&Aが載っています。更に、親の離婚を経験した小学校高学年・中学生の子どもにもインタビューをしています。
ガチな本!
一言で言って、「ガチだな~」と思いました。「子連れ再婚を考えた時に読む本」もガチでしたが、この本もストレートな本音が包み隠さず書かれています。それも、親から見たらなかなかわからない子どもの気持ちが書かれているんです。その子どもの気持ちは、意外に冷静に、時には冷酷に、現実を見ているという感じでした。
私はこの本を、最初はこのブログに書くためのネタを貰おうかと思って読み始めました。でも、本当に興味深い役に立つことばかり書いてあるので、この本を元に文章を書くのは、この記事だけにしようと思います。何しろ役に立つことばかりなので、書き始めたらこの本を丸写しすることになってしまいそうな気がしたので(笑)。
とにかく役に立つ、子ども目線の、離婚の事例紹介の本です。絶対に読んで損はしません。割と売れた本のようなので、図書館とかにもあるかもしれません。
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