子連れ結婚するにあたって、なんとなく漠然とした不安を持つ人は多いと思います。「本当のお父さんに会いたい!」と言われたらどうするか、というのもその一つ。

子供の人生は子供が決めるべき


幸か不幸か、ウチの場合はまだこのセリフを言われたことはありません。ただ、もし言われたら「会ってきなさい」と言う心の準備はしています。いざ実際に言われたらうろたえる部分もあるだろうとは思いますが、会わせるべきだと思っています。

ウチの場合、娘が2歳のときに、嫁さんと前夫は離婚をしました。娘は、前の父親に関してはうっすらとした記憶しかないようです。

まず大前提として、自分のルーツに興味が出てくるのは普通のことだということがあります。私のタネでできた下の子に、生まれたときの話や、生まれた病院を教えると、とても関心を持って聞いていました。自分がどこでどのように生まれてきたのか、ということに興味を持つのは、本能的な心の動きなんじゃないかと思います。それを無理矢理押しつぶすようなことをしてしまっては、子供は大きな不満や不条理を感じるでしょう。

後から親になった身としては、やはり怖いです。もしかしたら産みの父親の元に行ってしまうんではないか・・・と、不安にはなります。けれど、それは覚悟しなければならない部分だと思います。もしかしたら、親として捨てられるかもしれません。でも、かといって、産みの親に会わせないということは、子供に鎖をつけて育てるようなものです。いくら自分のそばに居てほしい、子供に捨てられたくない、と思ったとしても、鎖で縛り付けてしまったら、そばに居てくれていることの価値は無くなってしまうでしょう。

それに、何しろ自分の人生は自分で決めるべきです。子供の人生も、子供自身に決めさせるべきです。産みの親に会ったらそっちに行ってしまう可能性はゼロではありませんが、それは後から親になる者が背負わなければならない宿命だと思います。子供が自分の元を去ってほしくないなら、日頃から良い親で居て、子供から選び続けてもらえるように努力するべきでしょう。