私は大学時代、親から仕送りを貰って一人暮らしをしていました。当然、かなり切り詰めた生活をしていまして、たまに贅沢をしてラーメン屋に行ってもサイドメニュー的なもの、例えばギョーザとかは、ほぼ注文しませんでした。追加で頼むのは「大盛り」のみ。大盛りは大抵100円で済みますからね。

節約しろ!と思った


あかつき ラーメン並とチャーシューご飯 / rhosoi

そんな風に貧乏根性がしっかり染みついた大学生活。大学を卒業したあともその感覚は変わらないままでした。当時彼女だった嫁さんから「ケチだねー」と言われたこともあったっけ。ただ、嫁さんもパートで娘との二人暮らしの生計を立てていたので、それなりに切り詰めた生活をしてました。

そして、貧乏根性が染みついたまま、大学卒業の3年後に結婚。3人で一緒に住むようになって初めて外食をした時のことです。

その日は昼間に忙しくて夕飯の支度をする暇がなくて、近所のラーメン屋に行くことになりました。私はいつものようにラーメン大盛りを注文。しかし、娘はラーメンとチャーシュー丼を注文。嫁さんは、ラーメンとチャーハンを注文。更にみんなで食べようってことで、嫁さんがギョーザを追加しました。

この時、当然のようにチャーシュー丼を注文した娘に、私はイラっとしたんです。

「ラーメンを大盛りにせずにチャーシュー丼を頼むなんて、贅沢だな」
「遠慮ってもんを知らないのか」

と。

まあ、その時は何も言わずにイラっとしつつも無言で食い終わりましたが、後で何かきっかけがあったときに嫁さんに言いました。

「チャーシュー丼を頼むんじゃなくて、ラーメンを大盛りにした方がいいんじゃないの?」

嫁さんは、

「え?食い物でケチるのは嫌だよ。別に高級レストランに行ったわけじゃないんだからさー。」

とのお答え。

トータルでは、嫁さんも節約志向だった

まあ、それもその通り。普段行く外食に関しては嫁さんも娘も、値段を気にせずに食いたいものを注文しますが、高い店に行きたいと言ったことはありません。せいぜい行っても、一人1,800円の食い放題の店くらい。それに、食い物以外では、例えば住む家を決める時は「そこそこの広さで、家賃は激安のところで!!!」と力強く言ってボロボロの公団住宅にしたし、結婚指輪も、「記念になりさえすればいいから、そこそこのでいいよ」と言って、二人で5万円くらいの指輪を選んだのでした。嫁さんも、トータルではしっかり考えてたんです。

外食って、たぶん金銭感覚がぶつかりやすい場面だと思います。そんな時は、その場の選択だけじゃなくて、生活にかかる費用をトータルで見て、パートナーの「節約観」を見極めた方が良いと思います。