私の嫁さんの前の夫は養育費を払っていませんでした。嫁さんとしてはもう諦めているようなのですが、このブログを書いていてふと気づいたことがありました。この養育費を貰う権利がある人は、私の嫁さんではなく連れ子だった娘なのです。

あくまでも子供が権利者

養育費を直接受け取るのは子供を育てている親ですが、そのお金はあくまでも子供を育てるためのお金なわけで、親のものではありません。子供のものです。

私の嫁さんは養育費をあきらめていますが、嫁さんに決定権があるかというと違います。子供に権利があるわけです。小さかったウチの娘も、来年は二十歳。法的な手続きも自分でできる年齢になります。

ということは、本来の権利者である娘は血縁上の父親に債権を持っているし、それを自分で請求もできるようになります。そんな娘に、養育費が支払われていなかったという事実を伝えなくて良いものだろうか?

養育費の金額は小さいものではありません。細かいことは聞いていませんが、離婚から私と嫁さんが結婚するまで6年間ほどありました。受け取れるはずの金額は大雑把に言って、6年 * 12ヵ月 * 5万円 = 360万円。更に支払っていなかった学資保険の損害分もあったりするので、金額としてはもっと大きくなりそうです。

私は、できれば養育費云々の話は娘には聞かれない限り言わないことにしようと、なんとなく思っていました。が、数百万円という大きな金額を受け取れる権利を娘が持っているという事実も重大なものだと思います。この重大な事実を娘に伝えないというのも、娘を裏切っている気がします。娘が請求するかどうかは別にして、事実は伝えるべきじゃないのかと。

その一方で、娘が血縁上の父親に対して持っている感情を、いたづらに乱すようなこともしたくありません。血縁上の父親が養育費を払っていなかったと知れば、やはり娘はガッカリするでしょう。そういった負の感情を持って生きて行ってほしくありません。

私はできる限り子供に嘘を言わないようにしてきたし、事実はやや積極的に娘に伝えてきました。それはたぶん親の態度として正解だったと思います。それに沿って行動するなら、この数百万円が絡む重大な事実も娘に伝えて、娘の判断に任せるべきだろうと思います。でも、私はかなり迷っています。

うーん、面倒なことに気づいてしまいました。しばらく迷うことになりそうです。